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YubiKey as a Service 導入事例:日系大手メーカーA社
YubiKey大量導入のハードルをクリアしたISRの伴走支援

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YubiKey as a Service 導入事例:日系大手メーカーA社 YubiKey大量導入のハードルをクリアしたISRの伴走支援

株式会社インターナショナルシステムリサーチ

2024年10月16日

YubiKey as s Service導入事例:日系大手メーカーA社

本事例のポイント:

YubiKeyとは? 導入のメリットと概要をメーカー公式代理店が徹底解説

日系大手メーカーA社の課題:

日系大手メーカーA社の課題|CloudGate (クラウドゲート)A社では最先端のR&D部門を全世界で展開しており、利便性を損なうことなく最も高い認証セキュリティを求める必要がありました。YubiKeyは要件に合致していたものの、世界各国の約4,000人ものスタッフへの導入には様々な課題がありました。

主な課題は以下でした。

  • 初期費用を抑えつつもセキュリティレベルを全社で一定まで引き上げる必要がある
  • ユーザーがYubiKeyを紛失、破損した際に支障が生じないようにスペアキーを一定数用意する必要がある
  • 世界各国、様々なOSやデバイスで仕事をするユーザーそれぞれに適したYubiKey を配布する必要がある
  • 購入後の配送手続き、YubiKeyの検品、ユーザーへの導入支援を担当でき、信用力 のあるディストリビューターの検討
  • 上記を日本語・英語で対応できるサポート体制の構築

これらを解決するために、YubiKey製造元のYubico社は国内で唯一YubiKeyのサブスクリプション形態「YubiKey as a Service」を販売できるISRをA社に紹介しました。

YubiKey as a Serviceによる課題解決

YubiKey as a ServiceはA社の課題を次のように解決しました

初期費用を抑え、全社で一斉導入|CloudGate (クラウドゲート)

初期費用を抑え、全社で一斉導入

セキュリティを高いレベルで一定に保つためには、全社でのYubiKeyの一斉導入が必要です。しかしその分、初期費用がかかります。サブスクリプション形態で契約することで、導入にかかる初期費用を抑えることができました。

ユーザーの環境に合わせたYubiKey機種の配布|CloudGate (クラウドゲート)

ユーザーの環境に合わせたYubiKey機種の配布

多様な働き方をしている世界各国のユーザーにYubiKeyを配布するということは、PCのOSが異なるだけでなく、開発機器など様々なファームウェアに対応する必要があります。 YubiKey as a Serviceを契約することで、複数あるラインナップの中から様々なファームウェアに対応するYubiKeyを組み合わせて導入することができました。

管理者の時間の節約|CloudGate (クラウドゲート)

管理者の時間の節約

検品・配送手続き・初期設定までサブスクリプションプラン内で対応
YubiKeyの検品や各国の支社への配送手配もISRが行うため、管理部門の工数を削減できました。

スペアキーを毎年バックアップ。業務停止リスクと管理工数を低減|CloudGate (クラウドゲート)

スペアキーを毎年バックアップ。業務停止リスクと管理工数を低減

YubiKey as a Serviceなら交換用のYubiKeyを契約期間中、毎年受け取ることができます。このため「YubiKeyの紛失によりPCにログインできない」といった業務停止リスクを抑え、かつ交換時の手間も抑えられます。
出張や海外オフィス勤務が多いA社のユーザーも安心して利用しています。

ISR経由での導入を決めた理由

Yubico社から直接YubiKeyを購入する場合、セキュリティキーの知識だけでなく、輸出入と初期設定の手間と時間も必要です。

特にA社は世界中に拠点を持つため国際輸送が高いハードルでしたが、YubiKey as a Serviceの契約によりISRがYubico社からの仕入れと各国の支社への国際輸送に必要な手続きを全て代行することで、問題を一気に解決することができました。

また、ISRではお客様にYubiKeyを届ける前に検品を行っていることも、ISR経由での導入を決めた理由の一つでした。支社への到着時にYubiKeyが上手く導入できないと、日本本社の手間が大きくかかってしまいます。そこで、ISRで検品を行ったうえで配送することが、受け取ってすぐにYubiKeyの利用を円滑に開始できるという安心に繋がりました。

YubiKey事例を深掘り!国内公式代理店ISRの解説コーナー

YubiKey as a Serviceの検品作業をご紹介

ISR経由でYubiKey as a Serviceを導入いただく場合、YubiKeyの検品を行なった後お客様に発送いたします。

開梱|CloudGate (クラウドゲート)

①開梱

Yubico海外拠点から届いたYubiKeyを開梱し、不足がないか確認します。

検品|CloudGate (クラウドゲート)

②検品

シリアル番号を一つ一つチェックし、台帳に登録します。 ※ご契約内容により、PINコードの事前設定も行います。

梱包・発送|CloudGate (クラウドゲート)

③梱包・発送

丁寧に梱包を行い、発送いたします。

検品作業は多くのユーザーが複数拠点に在籍するエンタープライズ企業様に喜ばれています。

YubiKeyの購入方法

YubiKeyの導入方法は、サブスクリプション型での購入と、買い切り方式があります。

日本で当社のみ提供!

フィッシング耐性のある認証サービス

サブスクリプションサービス
「YubiKey as a Service」の利用

(エンタープライズ・行政機関・大規模機関向け)

多くのユーザーにYubiKeyを導入する際に避けられない初期の費用・導入の大きな負担を低減し、かつ運用中のYubiKeyタイプの変更や充実したサポートをご提供する「YubiKey as a Service」が最もオススメの導入方法です。

日本では私たちISRのみYubico本社と代理店契約を結び本サービスを提供しています。YubiKeyの導入は、私たちセキュリティのプロにお任せください。

YubiKey as a Serviceを詳しく知る
販売代理店を通じた買い切り

販売代理店を通じた買い切り

弊社をはじめとした販売代理店から買い切りで、必要な分のYubiKeyを購入する形です。
デメリットとして、買い切りのため、YubiKeyのファームウェアのアップデートや、導入時とは異なる種類のタイ
プへの変更に対して代理店は対応していないケースがあります。
弊社では買い切りでのYubiKey販売も対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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