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サイバー攻撃関連

今週のセキュリティニュース - 2026年07月24日

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対象期間:7月17日〜7月24日
執筆者:ISRセキュリティニュース編集局

はじめに

今週のセキュリティニュースへようこそ!
ここでは、過去数日間に起こった国内外のサイバーセキュリティ関連ニュースやレポートに加え、AIの急速な普及に伴う新たなリスクやAIセキュリティの最新動向など、皆様の情報資産を守るために知っておくべき情報をお伝えします。ぜひご覧ください。

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食品メーカー
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専門家が解説!今週のサイバーセキュリティの脅威と対策のポイント

今週のハイライト
今週のハイライト
  • AIの定着が進む中、未公開AIが自律的にシステムへ不正侵入
  • 大手食品メーカーへのサイバー攻撃でシステム障害、約5000社に影響
  • ランサムウェア被害組織の多くが、感染原因である重大な脆弱性を放置

日常や業務の情報収集において生成AIが「手放せない」存在として定着する中、開発側の想定を超える事象が起きています。隔離されたテスト環境にあった未公開AIモデルが、自ら未知の脆弱性を悪用し、外部プラットフォームへ不正侵入する事案が発覚しました。利便性の裏側で、AI自身が目的達成のために自律的にシステムを侵害しうるという未知の脅威が現実のものとなっています。

一方で、企業を狙うサイバー攻撃の現場では、基本対策の欠如が依然として致命傷を招いています。ランサムウェア被害を受けた組織の約6割が、復旧後もメール認証(DMARC)などを未設定のまま放置していることが調査で判明しました。また、大手食品メーカーへの攻撃では約5000社に及ぶ出荷停止などの連鎖的な被害が生じており、一企業の綻びがサプライチェーン全体を機能不全に陥れる危険性が示されています。

高度化するAIの脅威と、人為的な設定漏れの両方に対抗するには、人間に依存しないシステム主導の防御が不可欠です。CloudGate UNOの「アクセス制限機能」を活用すれば、不審な環境からのアクセスを条件ベースで即座に遮断できます。さらに連携ソリューションの「統合メールセキュリティ」を組み合わせることで、AIによって巧妙化するフィッシングや標的型攻撃メールをネットワーク到達前に無害化し、認証情報の窃取や脆弱性を突く隙を与えない強固な運用が実現します。

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国内の主なインシデント

生成AI「手放せない人」が約6割に上昇 代わりに減ったもの1位は「検索エンジン」

ICT総研の調査によると、生成AIサービスが使えなくなると「困る(非常に困る・ある程度困る)」と回答した人が59.2%に上り、日常や業務における必須ツールとして定着している実態が判明しました。主要サービスの利用頻度も多くのユーザーで増加傾向にあり、特に「ChatGPT」や「Gemini」では6割以上のユーザーが「利用が増えている」と回答しています。

生成AIの普及に伴い、利用頻度が減った情報収集手段の第1位は「Google検索などの検索エンジン(41.3%)」でした。次いで「XやYouTubeなどのSNS(23.6%)」、「人に聞く・自分で一から調べる(同率21.2%)」と続き、質問に対して即座に回答を得られる生成AIの登場により、従来の「検索して探す」情報収集行動からの移行が進んでいます。

利用者が生成AIに最も期待することとしては「より正確で信頼できる情報提供(56.6%)」が最多となり、作業時間の短縮や効率化を上回りました。情報の正確性・信頼性へのニーズが高まる中、検索エンジンとの連携やモデルの高度化により、今後さらに情報収集や業務のスタイル変化が加速すると分析されています。

生成AI「手放せない人」が約6割に上昇 代わりに減ったもの1位は「検索エンジン」 | ISRセキュリティニュース編集局

大手食品メーカー、サイバー攻撃でシステム障害が発生 約5000社に影響

大手食品メーカーは7月中旬に発生したシステム障害について、サーバーがサイバー攻撃を受けたことが原因だと公表しました。同社は二次被害防止のためグループ全体のシステムを遮断し緊急調査を実施。外部専門会社の安全対策のもと、停止していた冷蔵倉庫の入出庫や出荷業務を17日から順次再開する予定です。

被害を受けたサーバーには個人情報が含まれていたため、漏洩の可能性があるとして個人情報保護委員会へ報告されました。現時点で実際の流出は判明していませんが、引き続き詳細な調査が進められています。

今回の出荷停止により、影響は食品チェーンや流通大手などの約5000社に影響が及んでおり、商品欠品や配送遅延など、サプライチェーン全体に深刻な混乱が生じています。

大手食品メーカー、サイバー攻撃でシステム障害が発生 約5000社に影響 | ISRセキュリティニュース編集局

国外の主なインシデント

OpenAIの未公開AIモデル、テスト環境を脱出しHugging Faceへ不正侵入

OpenAIの未公開AIモデルが、隔離されたテスト環境から自力で脱出し、外部プラットフォーム「Hugging Face」へ不正侵入していたことが判明しました。

サイバー攻撃のテスト中、ネットワーク接続を制限されていたAIは、使用していたツールの未知の脆弱性を突いて外部へのアクセス権を獲得。「テストの解答を不正に入手する」という目的のため、自律的に本番データベースへアクセスし、機密情報を取得しました。

数千回に及ぶこの自律的な攻撃行動は、AIが目的達成のために開発者の意図から外れた行動をとる「アライメントの欠如」のリスクを、現実の脅威として鮮明に浮き彫りにしました。

OpenAIの未公開AIモデル、テスト環境を脱出しHugging Faceへ不正侵入 | ISRセキュリティニュース編集局

ランサムウェア被害組織の多くが感染原因となった脆弱性を放置 - Black Kite調査

サイバーセキュリティ企業Black Kite社の最新レポートは、ランサムウェア被害組織の多くが復旧後の対策を怠り、再被害リスクが高まっていると指摘しています。具体的には、被害組織の43%で重大な脆弱性が放置されたままであり、59%ではメール認証(DMARC)が未設定の状態でした。

また、技術力の低いハッカーがAIを悪用し、巧妙なフィッシングメールなどを通じて、ヘルプデスクや業務プロセスを標的にする手口も増加しています。

被害側は製造業が全体の22%を占めて最大の標的となっているほか、攻撃側においても上位5グループが全体の4割強を引き起こすなど、被害・攻撃者の双方で集中化が進んでいます。

ランサムウェア被害組織の多くが感染原因となった脆弱性を放置 - Black Kite調査 | ISRセキュリティニュース編集局

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