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今週のセキュリティニュース - 2026年09月18日

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対象期間:9月14日〜9月18日
執筆者:ISRセキュリティニュース編集局

はじめに

今週のセキュリティニュースへようこそ!
ここでは、過去数日間に起こった国内外のサイバーセキュリティ関連ニュースやレポートに加え、AIの急速な普及に伴う新たなリスクやAIセキュリティの最新動向など、皆様の情報資産を守るために知っておくべき情報をお伝えします。ぜひご覧ください。

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専門家が解説!今週のサイバーセキュリティの脅威と対策のポイント

今週のハイライト
今週のハイライト
  • 国内外で進む生成AI活用と、急増するAIエージェントの課題
  • 政府共通システムに不正アクセス、職員ら約24万件の情報が漏洩
  • 偽CAPTCHAでPCを自ら操作させる「ClickFix」攻撃が急増

国内では、生成AI市場の急成長に伴い業務変革への期待が高まる一方で、政府共通システム(GSS)ではVPNの脆弱性と保守アカウント悪用による情報漏洩が発覚するなど、先進的なデジタル活用が進む裏で足元のセキュリティ管理の遅れが浮き彫りとなりました。

こうしたID統制や境界防御の課題は国内にとどまりません。国外においても、「AIエージェント」をはじめとする非人間IDの管理不全を突いた侵入や、偽CAPTCHAで端末操作を誘導する「ClickFix」攻撃など、システムの隙や人間の心理を巧みに狙う脅威が顕在化しています。

これらのリスクを防ぐには、侵入口となったVPN機器からの脱却に向け、CloudGate UNO連携ソリューション「ゼロトラスト・SASE」での通信保護と、CloudGate UNOの「ロールによる権限管理」やフィッシングに強い「パスキー認証」によるID統制の両輪が不可欠です。強固な認証基盤を確立し、最新の攻撃手口に左右されない万全の防御体制を整えることが重要です。

認証セキュリティの強化をご検討中でしたら、ぜひ弊社までご相談ください。クラウドサービスへの多要素認証(MFA)導入やパスワードレス認証に関するオンライン無料相談を受け付けております。

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国内の主なインシデント

生成AIが変革する市場予測と影響を受ける主要産業

総務省の世界AI市場収益の予測データによると、生成AIの世界市場規模は2030年に約130兆〜140兆円へ達し、年平均約48%で急成長する見通しです。高度なAIサーバー等のインフラ需要に加え、業務アシスタントなどアプリ分野の普及がこの成長を牽引しています。

影響を最も強く受ける産業トップ3には「金融保険業」「ソフトウェア業」「教育・学習支援業」が挙げられています。事業活動の流れで見ると、販売・マーケティングやカスタマーサポートなどの顧客接点領域で変革が先行しています。

個別の実務においても、企画や調査分析といったホワイトカラー業務やプログラミング工程での効率化が進んでいます。企業が競争力を保つには、自社の業務プロセスに最適化した「AIエージェント」の構築・運用が不可欠となっています。

生成AIが変革する市場予測と影響を受ける主要産業 | ISRセキュリティニュース編集局

政府システムに不正アクセス、職員ら情報24万件漏洩か

デジタル庁は9月上旬、政府共通ネットワーク「GSS」が不正アクセスを受け、国家公務員や事業者ら約24万6,000件の個人情報が漏洩した可能性があると発表しました。氏名や連絡先などが含まれますが、現時点で二次被害は確認されていません。

デジタル庁が6月下旬に保守運用担当者のアカウント悪用を検知し調査を進めたところ、5月下旬から仮想私設網(VPN)の脆弱性を突いて不法侵入されていた実態が判明しました。同庁は事態の把握後、悪用されたアカウントの停止および外部通信の遮断といった応急措置を講じています。

松本デジタル相は本件を重く受け止めていると述べ、脆弱性管理の見直しや外部接続方法の改善を通じて再発防止に努める方針を示しました。省庁間横断で利用される基幹インフラへの侵入事件であり、政府機関におけるネットワーク境界防御やアカウント管理の厳格化が改めて問われる事例となっています。

政府システムに不正アクセス、職員ら情報24万件漏洩か | ISRセキュリティニュース編集局

国外の主なインシデント

AIエージェントの急増にセキュリティの対応が追いつかず - IDC調査

グローバル調査会社であるIDC(International Data Corporation)などの調査によると、AIエージェントをはじめとする非人間IDが急増しており、既存システムでの管理能力を大きく超える状況となっています。一部の環境においては、非人間IDの数が人間IDの75倍に達していることも明らかになりました。

確認されたセキュリティ侵害の19%で非人間IDが初期侵入経路となっており、フィッシングに匹敵する脅威と化しています。しかし、最小権限アクセスの徹底や自動対処を運用できている組織はわずか18%にとどまるのが現状です。

攻撃者側もAIを悪用して攻撃速度を早めており、企業での急速なAI導入に伴い、適切なセキュリティツールやガバナンス体制の整備が急務となっています。

AIエージェントの急増にセキュリティの対応が追いつかず - IDC調査 | ISRセキュリティニュース編集局
参照: Cyber Security DiveSecurity teams increasingly outflanked by AI agents

偽CAPTCHAで端末を操作させる「ClickFix」攻撃が急増中

セキュリティ研究者により、MacやWindowsユーザーを狙うサイバー攻撃「ClickFix」の急増が警告されています。Reddit上の公式HBO Maxアカウントが乗っ取られ、掲載された偽広告から悪質サイトへと誘導される事例が確認されています。

ユーザーが偽CAPTCHAの指示に従い、パソコンのコマンド画面へコードを貼り付けて実行すると、情報窃盗型マルウェアに即座に感染してしまいます。

OSを直接操作させる手口により既存のセキュリティソフトを回避する危険があるため、企業においては一般端末でのコマンド実行を制限するなどの組織的な対策が必須です。

偽CAPTCHAで端末を操作させる「ClickFix」攻撃が急増中 | ISRセキュリティニュース編集局

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