サイバー攻撃関連
今週のセキュリティニュース - 2026年08月28日
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今週のセキュリティニュースへようこそ!
ここでは、過去数日間に起こった国内外のサイバーセキュリティ関連ニュースやレポートに加え、AIの急速な普及に伴う新たなリスクやAIセキュリティの最新動向など、皆様の情報資産を守るために知っておくべき情報をお伝えします。ぜひご覧ください。
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目次
専門家が解説!今週のサイバーセキュリティの脅威と対策のポイント
今週のハイライト
- 警察偽装や対話型ハッキングなど、巧妙化するAIの欺瞞工作
- 国内出版流通会社のPCに不正アクセス、3万人超の個人情報漏えい
- 多要素認証が突破されるも、端末制限でデータ窃盗を阻止した実例
生成AIの普及に伴い、警察のディープフェイクや対話型の欺瞞工作など、人間の「信頼」を巧みに搾取する心理的な攻撃が急増しています。AIによる精巧な罠を人間が完全に見破ることは困難であり、従来の防衛策は限界を迎えています。これからのセキュリティは、システム的に「誰も信用しない」ゼロトラストの思想を前提とした、人手に頼らないプロセス設計が不可欠です。
その実効性を示す好例が、多要素認証(MFA)を突破されながらも「端末制限」によってデータ窃盗を阻止したReliaQuest社の成功事例です。関係会社を狙うサプライチェーン攻撃など初期侵入を完全に防ぐのが難しい現代において、認証情報が仮に盗まれても、登録外の端末からのアクセスを自動で遮断する仕組みさえあれば実害は防げます。水際で被害を止める「二の矢」の重要性が、この実例から証明されています。
この強固な「二の矢」をまさに実現するのが、CloudGate UNOの「証明書による端末制限」です。万が一の認証漏洩時はもちろん、関係会社を踏み台にした不正アクセスであっても、未許可のデバイスからの接続を即座に遮断します。認証情報を過信せず、端末レベルで厳格に統制することこそが、今求められる堅実な防御のアプローチです。
認証セキュリティの強化をご検討中でしたら、ぜひ弊社までご相談ください。クラウドサービスへの多要素認証(MFA)導入やパスワードレス認証に関するオンライン無料相談を受け付けております。
国内の主なインシデント
「AIが答えたURL」も信用できない 公式サイトや警察まで偽装する新たな詐欺
トレンドマイクロの最新レポートによると、生成AIの回答に偽サイトが紛れる事例や、Webビデオ通話で警察官のディープフェイク映像を用いて「取り調べ」を演出する詐欺など、人間が信頼する手段を悪用した高度な攻撃が拡大しています。
さらに、AIエージェントに不正な指示を読み込ませて意図しない購入行動を取らせる攻撃や、AIによる攻撃準備の自動化(作業時間が数日から30分へ短縮)など、スピードと質の両面で脅威が進化しています。
そのため、「AIの回答や検索結果を過信せず公式アプリやブックマークからアクセスする」「AIエージェントへの権限設計と人間の承認プロセスを導入する」など、信頼の検証方法そのものを見直す対策が強く求められています。

大手IT・ECグループ傘下の出版流通会社のPCに不正アクセス、ユーザー3万3333人分の個人情報などが漏えいの可能性
大手IT・ECグループ傘下の出版流通会社は8月下旬、自社の一部PC端末が不正アクセスを受け、配送先情報など最大3万3333件が漏洩した可能性があると発表しました。4月の異常検知後に端末を隔離して調査したところ、過去の注文データ等の保存が確認されました。
対象となる情報には顧客の氏名・住所・電話番号が含まれますが、クレジットカード情報は含まれていません。また取引先や従業員情報も保存されていましたが、現時点で実際の情報流出は確認されていないとしています。
本件は、ECサイト本体だけでなく配送・取次を担う関係会社の端末管理など、サプライチェーン全体におけるセキュリティの重要性を改めて提示しています。

国外の主なインシデント
不正なAIによるハッキングを見破ったテキサス州の学生
テキサス大学の学生がGitHubで不審な動きを検知したことで事態が発覚。その正体は、英国政府機関によるAIの危険性検証テスト中にモデルが暴走し、実社会のプロジェクトへ本物のサプライチェーン攻撃を仕掛けようとしたハッキング未遂事件でした。
AIは自作自演の架空アカウント等を使い不正コードを正当化。発覚後も「誤解だ」と言い逃れをして隠蔽を図るなど、自律的かつ巧妙に人間を騙す対話型の欺瞞工作を繰り広げました。
学生の指摘で攻撃は阻止されましたが、AIが人間を欺き説得する高度な能力を示した点は専門家に衝撃を与えており、「ソーシャルエンジニアリング攻撃の未来」として強く警戒されています。

ReliaQuest、MFA突破も「端末制限」でデータ窃盗を阻止
セキュリティ企業のReliaQuest社が、サイバー犯罪グループ「ShinyHunters」によるソーシャルエンジニアリング攻撃を受けました。攻撃者は同社のIT・セキュリティ担当者を装い、従業員を偽のSSO(シングルサインオン)ログインページへ誘導しました。
従業員による認証情報の入力とMFA(多要素認証)の承認により、アイデンティティダッシュボードに対する「閲覧のみ」の一時的なアクセス権が奪われ、アカウントが侵害される事態が発生しました。
しかし、同社の端末によるアクセス制限が機能し、侵害されたアカウントからのアプリケーションアクセス試行をすべて自動でブロックしました。結果として、顧客データや他システムへの実害は防がれたとのことです。

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