松竹様が「Google Apps」の全社導入に踏切ったのは2010年3月。
そこまでは慎重かつ大胆な準備とプロジェクト遂行がありました。
ISRは「CloudGate SSO」「CloudGate Address Book」
「Notesサーバからのメールと掲示板データの移行ソリューション」でリプレイス成功をサポートいたしました。
Google Appsが企業向けに提供され始めた2007年当初から利用を開始していた松竹様。
初めは評価用としてスタートされました。評価のポイントとなったのは、ユーザから要望の強かった、
メールへリモートアクセスできるGmail機能、及び、保守期間終了を迎えるNotesサーバの機能をどこまで代替できるかでした。
Google Appsのインパクトは、年間利用料金の中に含まれる機能・環境の豊富さにありました。
メールボックスは大幅に拡大し、モバイルからでも送受信でき、メールのユーザビリティと環境が格段に上がった点がユーザから非常に評判が良かったことだそうです。
また、動画をサーバにアップロードして社内で共有できるGoogle Video for Businessの活用も期待されています。
一部Notesサーバで運用していたワークフロー機能は、別途製品により代用する方針を採られましたが、
その他Notesで利用していた機能はすべてGoogle Appsのサービスで代替し、Notesサーバの完全リプレイス実現に至ったことで、 サーバの運用・管理の面でも、コスト・管理負担が大いに軽減されたとのことです。
さらに、Active DirectoryによるGoogle Appsアカウント管理・認証の一元化のため
「CloudGate SSO」を導入。また 「CloudGate Address Book」により
Active Directory連携共有アドレス帳機能もユーザに展開してご利用いただいています。
従来のNotesシステムからGoogle Appsへ切り替えにあたって、蓄積されたNotesサーバのデータをいかにGoogleに移行するかが一つの課題となりました。 imageメールデータに関しては、NotesメールとGoogleメールの平行配信と、Notesサーバからの一括移行を組み合わせる方法でプロジェクトを進行。
Notesサーバのメール一括移行をISRでご提供しました。
Notesからメール移行を行った時に、平行運行期間にGoogleに既に配信済みメールと二重には移行されず、きちんとマージされるのもポイントでした。
Notesで運用していた掲示板は、Googleサイトに移行することに。Googleサイトの利用方法、デザイン、レイアウト、権限、管理など、入念に検討を重ねました。Googleサイトの運用ルールが決定してからは、データの移行はISRが担いました。
Notesサーバ掲示板の投稿データと添付ファイルをGoogleサイトに一括で移行を実施しました。
「今回のGoogle Apps移行は、これまでにないほど手間がかからないプロジェクトでした」
と語るのは松竹情報システム担当の山崎様。
システム管理者にとって、切り替えのために工数・コストがかからない点はもちろんのこと、過去のデータも引き継げる点も、リプレイス先のシステムとしてGoogle Appsが非常に高評価できる点であると言えます。
• ユーザーの利便性向上
• 管理者の負担軽減
• Notesサーバ維持の限界
Google Apps for Work
CloudGate SSO
CloudGate Address Book
Notes データ移行ソリューション
1895年設立。日本の映画・演劇の制作・興行・配給を手がける、日本を代表するエンターテインメント企業。