シングルサインオンとは
シングルサインオン（Single sign-on）とは、一度の認証処理によって複数のクラウドサービスなどのリソースが利用できるようになる仕組みです。
SSO（読み：エスエスオー）と略称で呼ばれることもあります。
シングルサインオンが必要な理由
Webサービスの普及が加速しており、Microsoft 365やGoogle Workspace 、Zoom、Slackなど企業で利用されるWebサービス・クラウドサービス・SaaSの数は増加しております。社員一人当たり平均27個のオンラインアカウントを保持しているとも言われております。それにより、IDとパスワードの数も同様に増え、入力や管理に手間がかかり、煩雑なパスワードに対して同じID・パスワードを使い回していたり、すべてのアカウント情報をメモなどして、ID・パスワードの運用にまつわる問題や情報漏洩のリスクも高まります。この状況を解決できるのが、シングルサインオンです。一度の認証で複数のWebサービスやクラウドサービスへの認証ができ、以後認証操作が不要で利用できるため、複数の認証情報を覚える必要はありません。パスワード以外の認証方法（生体認証やFIDO2認証器など）や証明書などでセキュリティレベルを上げることもできます。
シングルサインオンのメリット
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複数の認証情報を覚える必要がなく、一度の認証で済むため、業務効率が向上する。
どのくらいの費用効果があるかこちらでお試しください。 - 多くのパスワードをメモ書きする必要がなくなり、セキュリティリスクが低減できます。
- アカウント管理の工数やパスワード忘れによる再発行や問い合わせ対応の工数が削減でき、情報システム部門のリソースが有効活用できる。
シングルサインオンのデメリット
- シングルサインオンサービスが停止すると、Webサービス、クラウドサービスへログインできなくなり、業務に支障がでる可能性がある。
- 1つの認証情報（IDパスワードなど）が漏洩すると、複数のアカウントがセキュリティリスクに晒される。
- シングルサインオンサービスに対応できないアプリケーションやシステムへの対応が個別に必要になる
シングルサインオンのコスト
一般的に提供されているシングルサインオンサービスの導入には、ユーザーあたりの料金が必要です。シングルサインオン連携するログイン先のクラウドサービス数により料金が変動するシングルサインオンサービスもあれば、クラウドサービス数に制限のないシングルサインオンサービスもあります。ログイン先のクラウドサービス数に制限のない場合では、ユーザーあたり月額数百円となるのが一般的です。当社のCloudGate UNO は クラウドサービス数に制限なく、ユーザーあたりの月額料金で利用可能です。価格についてはこちらをご参照ください。一定期間無償でご利用できるトライアルを行なっておりますので、実際にシングルサインオンをご確認いただき、ユーザーや管理者の使いやすさを体感いただくことができます。
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