京セラコミュニケーションシステム株式会社様
- Google Appsでもメーラーを継続利用アクセス元IP制限でセキュアに
- GreenOffice DirectoryからGoogle Appsアカウントを一元管理
- 認証サーバーと連携したGoogle Appsへのシングルサインオン
セキュリティ/アカウント管理/シングルサインオンを CloudGate SSOで実現!
京セラコミュニケーションシステム株式会社様(以下:KCCS様)は、一部グループ会社を含む3500ユーザーのメールシステムをGoogle Appsに切り替え、2011年5月より本格運用を開始されました。
メールサーバー切り替え後も既存メールクライアントからGoogle Appsを利用する運用を選択されましたが、不正利用などのセキュリティ面を考慮してメールクライアント接続時のIPアドレスの制限機能を必須としました。そこで、CloudGate POP/IMAP制限サービスを導入し、Google Appsへのメールクライアントからのアクセス元IP制限機能を実現することで、セキュリティの保たれた環境で、ユーザーの利便性を変えることなく、Google Appsへの移行が可能となりました。
また、重要なポイントとなったのはアカウント管理のシステムです。KCCS様では自社製品である「GreenOffice Directory」を利用したIDの一元管理を行っています。CloudGateはGreenOffice Directoryの管理下にあるActive Directoryと連携し、Google Appsへのアカウント作成・更新機能を提供しました。結果、GreenOffice DirectoryからGoogle Appsまでアカウントの自動連携を実現しています。
Google Appsへの認証とアクセス制御についてはRSA Access ManagerとCloudGateを連携させ、RSA-AXMで認証済みであればCloudGateがIPアドレス制限を行った上でGoogle Appsへの認証を許可するシングルサインオンを可能にしています。
この度のKCCS様Google Apps導入プロジェクトにおきましては、CloudGateはそれまでと同等のセキュリティ・利便性・既存のアカウント管理/認証システム構成をサポートしました。ユーザーへの教育コストをかけることなく、従来の使い勝手のままでクラウドのパワフルさを享受することで、他社に負けない競争力のある業務遂行に寄与できる情報システムおよびコスト削減を実現されました。