株式会社よしもとアドミニストレーション様


連携サービス: Google Workspace サイボウズ Office(オンプレミス版)
CloudGate SSOからCloudGate UNOへ移行。
Google Workspace(旧 G Suite)とオンプレミス版サイボウズ Officeのシングルサインオンと
Active Directoryと連携したユーザー管理を実現。

こんにちは、株式会社インターナショナルシステムリサーチ 五十嵐です。
今日は株式会社よしもとアドミニストレーション様にお邪魔して、Google Workspace、サイボウズ Officeのご利用方法、またCloudGate UNOへのバージョンアップについてお伺いしました。

ISR営業部 五十嵐

「サイボウズ Office」の利用について

五十嵐:現在御社ではサイボウズ Officeをご利用されているかと思います。 様々なグループウェア機能があると思いますが、具体的にどのようなシーン、用途でご利用されているかお聞かせいただけますでしょうか。

よしもとアドミニストレーション 加藤様 加藤様: 弊社では社内ペーパーレス化を推進しており、 サイボウズ Officeもその一環として導入しました。 現在は全社周知のための掲示板機能、会議室の予約機能、会議で利用・作成されたドキュメントの共有場所などに利用しています。 合わせて利用しているGoogle Workspaceと機能が重複するところもあり、利用シーンや用途に合わせて住み分けをしています。 サイボウズ Officeは国産のグループ ウェアで、比較的ITリテラシーの高くないユーザー層にも受け入れられやすいUIなので、その部分も気に入っています。

五十嵐:サイボウズシリーズは、国内でかなりのシェアを誇っていますよね。弊社の他のお客様でも利用している、また導入を検討されている企業様は多くいらっしゃいます。 現在御社ではパッケージ版をご利用されていますが、どのような要件やポイントがあって CloudGate UNOとの連携を検討されたのでしょうか。

加藤様:サイボウズ Officeのみの利用であれば社内ネットワーク経由での利用に限定しているので、通常通りID/パスワードでのログインで問題なかったのですが、メールをクラウド(Google Workspace)へ移行したり、部署ごとに様々なクラウドサービスを導入する動きになってきたりすると、 どうしてもID/パスワード管理の面で課題が出てきます。業務効率化のためにせっかく導入したクラウドサービスでも、「ログインが面倒だから」といった理由で使わなかったら本末転倒ですし、本来想定していた業務効率化の恩恵も受けられません。 特に私の所属している情報システムグループでは、片手では数えられない数のサービスを利用しているので、そちらでの運用改善もあわせてシングルサインオン環境を整備したいと考えました。 Google Workspaceとサイボウズ Officeへのシングルサインオン

五十嵐:なるほど。加藤様の部署では他部署より多い数のクラウドサービスをご利用と聞きましたが、導入したクラウド サービスの利用率向上の観点でも、ログイン部分の手間をできるだけ無くし、 クラウド利用を加速させていきたいですよね。御社ではActive Directory(以下:AD)との連携もされていて、今後連携するサービスについてもADのID/パスワード利用することになります。 ADとの連携についても感想を聞かせて頂けますでしょうか。

加藤様:Google Workspace(導入当時はGoogle Apps)とADとの連携は前バージョンのCloudGate SSOでも利用していましたが、 CloudGate UNOにすることによってサイボウズ Office含め複数のサービスへもADの認証でログインできるようになるのは良いですね。 CloudGate UNOのAD連携には、Google Workspaceとのユーザー・グループの自動同期機能もあるので、従来は Google Workspace管理サイトから手動で行っていたメンテナンス作業が軽減され、 運用工数が大きく減りました。これは非常に助かっていますね。 Active Directoryと連携したGoogle Workspaceの運用 五十嵐:ADのユーザー・グループ情報をメンテナンスして頂く事で、CloudGate UNOならびにGoogle Workspaceのユーザー・ グループ情報も自動的にADのものに同期されますので、これはCloudGate UNOを導入頂いた企業の運用担当の方にも 喜ばれている機能ですね。

「Google Workspace」の利用について

五十嵐:先のお話の中でも少し触れられましたが、御社では現在クラウドメール、グループウェアである「Google Workspace」を お使いでいらっしゃいますね。こちらについてはいかがでしょうか

加藤様:Google Workspace(導入当時はGoogle Apps)は、元々コンシューマ向けであるGmailのUIに慣れているユーザーが多いだろうということで導入を検討し始めました。 現在ではメールはもちろん、ハングアウトやカレンダー等のグループウェア 機能を中心に利用しています。従来タレントさんのスケジュールはマネージャーの手帳で管理するというアナログな運用だったので、それをクラウドのカレンダーに移行しいつでも確認できるように整備しました。 クラウドなのでログインさえできれば誰でも確認可能で、自分のスケジュールを自らGoogle Workspaceのカレンダーから確認するタレントさんもいます。 よしもとアドミニストレーション 加藤様 土屋様

五十嵐:Google Workspaceを導入して、タレントさんのスケジュール管理効率化も実現されたということですね、素晴らしいです。 いつでもどこでも、ユーザーIDとパスワードさえわかればアクセスできる便利なクラウドサービスですが、その分 情報漏えいやサイバー攻撃の危険もあると思います。 もちろんCloudGate UNOを利用し、その辺りの脅威に対する対策を行っていると思いますが、具体的にどのような対策を取られていますか?

加藤様:CloudGate UNOによるアクセスコントロールで、意図しないルートからのアクセスはブロックしています。 基本的には社内ネットワーク(会社のグローバルIP)からのみ、Google Workspaceへアクセスできるよう制限しています。 しかしその制限だとスマートデバイス等による社外からのアクセスができないため、VPNを整備し社外からもグローバルIP制御ができるようにしました。 また多くの社員がスマートデバイスを用いて業務にあたっているため、端末のセキュアな運用を行う目的でMDM(Mobile Device Management)も導入しています。部署によって勤務する曜日も時間も異なるため、端末の紛失や盗難等が発生した際、緊急対応をしてくれるヘルプセンター完備のサービスを選定しました。 24時間365日情報システムグループが対応するには限界があるため、外部に委託できるところはする、というスタンスで運用形態を色々考えました。 アクセスコントロール 構成図 五十嵐:かなり工夫されてサービス選定までされているのですね。CloudGate UNOの他にもVPNやMDM等を駆使したセキュリティ対策をされていて驚きました。 多くの企業ではクラウド導入の際に利便性を重視する傾向がありますが、 御社は利便性とセキュリティのバランスが非常に良いと感じました。

CloudGate UNOへのバージョンアップについて

五十嵐:Google Workspaceやサイボウズ Officeなど、御社で利用しているサービスのログイン効率化を目指したシングルサインオン環境の整備についてお伺いしましたが、 以前お使いいただいていたCloudGate SSOからバージョンアップに踏み切られた要因は他にもあったのでしょうか?

加藤様:弊社では、Google Workspaceに対するアクセスコントロールの目的でCloudGate SSOを利用していましたが、この点については今後も変わりません。 その点でいうと、CloudGate UNOの紹介を五十嵐さんにしていただいた際に、 前バージョンに比べてより柔軟で使いやすいアクセスルールの設定が可能であるという点に惹かれました。 また今後増えてくるであろうクラウドサービスへのセキュリティ対策も可能になるということで、サービスに対する将来性も感じました。 クラウドサービス導入のハードルになるセキュリティ対策はCloudGate UNOと連携できるものであればOKになるので、あとは機能や価格でサービスを選定することができますね。

五十嵐:CloudGate UNOと連携すると、サービス単体では セキュリティ機能を持たないクラウドサービスであっても、 様々なアクセスコントロールを付与することが可能なので、導入時の セキュリティに関するハードルをクリアする要素にもなりますね。 その他、CloudGate UNOに移行して新たに利用している、また利用してみたい機能などはありますでしょうか。

よしもとアドミニストレーション 土屋様
土屋様:ユーザーハブの活用ですね。従来Google Workspaceのみの連携だったのでユーザーハブを活用するシーンがあまりなかったのですが、 サイボウズ Officeも連携できましたし、 その他利用中のクラウド サービスや社内システム等との連携が進めば、ユーザーハブを社員それぞれのポータルとして活用し、 クラウドやその他のシステムの利用率をさらに加速させていければと考えています。 ユーザーハブ画面 五十嵐:ユーザーハブの画面からであれば、自分が利用できるサービスがひと目で分かるので、ログインURLを探したり、ユーザーID/パスワードを入力し直す必要もないので、 サービスへのアクセス率を上げられそうですよね。せっかく お金を払って利用しているサービスなので、かかっている費用に見合った業務効率化を実現していきたいですよね。
CloudGate UNOを末永くご利用頂くために、機能追加や改善を進め、これからも進化し続けてまいります。御社にメリットのある機能がリリースされましたらご提案させていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 本日はどうもありがとうございました。 よしもとアドミニストレーション 加藤様 土屋様

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