FIDOアライアンス 東京セミナーに参加しました

株式会社インターナショナルシステムリサーチ
2018年12月11日

FIDOアライアンス 東京セミナーに参加しました 株式会社インターナショナルシステムリサーチ(以下、ISR)は、2018年12月7日(金)に秋葉原コンベンションホールで開催されたFIDO(ファイド)アライアンス主催セミナー 「第5回 FIDOアライアンス東京セミナー」にゴールドスポンサーとして出展いたしました。

FIDOアライアンスは、2012年に設立されたグローバルな非営利団体です。「高速なオンラインID認証」を意味するFIDO(Fast IDentity Online)アライアンスは、セキュリティと利便性の両立をめざして、堅牢な認証技術に相互運用性が確保されていない状況を改善し、ユーザーが多くのIDとパスワードを覚えなければならないという煩わしさを解消し、パスワードのいらない世界を目指しています。

今回開催されたFIDOアライアンス 東京セミナーでは、FIDOアライアンスをとりまく最新状況やFIDO Japan WG、FIDO2(Web認証)の最新状況と具体的なユースケース、FIDOアライアンスが展開するセキュリティ認定プログラムの概要と国内でも注目を集めている欧州GDPR(一般データ保護規則)とFIDO認証に関するセッションの後、国内外のFIDOアライアンスのメンバー企業による導入事例と将来展望など、FIDO認証の導入がもたらす効果が紹介されました。また、認証情報を本人以外がなりすまして認証されることを防ぐ「不正アクセス禁止法」や、なりすましによる認証を防ぐためIDとパスワード以外にもう一つの認証手法を持つことの重要性、そのような第三の認証として公開鍵を利用するFIDO認証を利用することが有効であることなどが紹介されました。

FIDOアライアンス 東京セミナーに参加しました スポンサーセッションでは、開発部 柴田より、弊社が提供するアイデンティティ管理ソリューション「CloudGate UNO(クラウドゲートウノ)」が今後FIDO2に対応していく計画であることを発表いたしました。

また、スポンサーブースでは、CloudGate UNOのYubiKeyを用いたFIDO U2F認証のデモンストレーションをしながら、クラウドサービスにおける強固な認証ソリューションをご紹介しました。

FIDOアライアンスの取り組みもあり、世界的にパスワードレス化が加速しています。ISRでは、FIDOアライアンスの掲げるセキュリティと利便性の両立に共感し2014年から加盟し、共に活動してまいりました。加盟当初は日本においてほとんど認知されていませんでしたが、今年の東京セミナーは400名を超える申し込みがあり、日本でのFIDOの知名度と注目度の高さを肌で感じました。ISRでは今後Yubico社との連携を強めFIDO2に対応することで、より多くの人がパスワードレスの世界を体験できる世の中に更なる技術開発を進めてまいります。

ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

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